社会で生きる力を育てる

当ゼミは、社会に生きる力の育成を目指しています。
子どもたちが大人になる頃には、国内と海外のハードルは随分下がり、人工知能の技術も今よりずっと進化するといわれています。従来あった仕事がなくなり、考えもつかない仕事が生まれる。そんな時代はすでに到来しつつあります。
子どもたちが社会に出て生きていくのに大切なことは、「自分発」で考える習慣ではないでしょうか。
身につけたスキルをもとに、考えて考えて、考え抜く力を育むこと。これこそが青少年期の教育で最も大切なことだと考え、授業を通じて実践しています。
AI時代を生きるために

今後10年〜20年のうちに、日本の職業の49%がAI(人工知能)やロボットに奪われるといわれています。人工知能によって無くなるとされる職種には、正確に処理する仕事やマニュアル的な作業だけでなく、かなり複雑な判断を要求されるものまで含まれています。

「子どもの将来に関するアンケート」(2017年8月 イー・ラーニング研究所調べ)によりますと、約8割の親が「子どもの将来」に対して不安を抱えていて、その理由の1位は「ロボットの発達により職種が狭まり、希望した職業につけないかもしれない」という結果でした。
しかし一方で、「人間にしかできない」、「より人間らしい」知恵と力はますます際立つこととなり、新たなジャンルの職種も生まれます。
AIやロボットに奪われるのではなく、それらを使う側として生きていくために。プログラミングと企画立案能力は、今後欠くことのできない素養となることでしょう。
将来役立つ能力を磨こう

2020年より「プログラミング」が必修化されることになりました。プログラミングはもとより、パソコンやタブレットを使って何かをつくり出す行為には、あらゆる副次的学習効果が期待できます。
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プログラミング実習を通じて自ずと身についていく能力です。
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自分の考えで企画プランニングすることで、創造力と表現力が養われます。
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ゲームプログラミングやロボット工作を通じて空間認識力や立体感覚のセンスを磨きます。
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画像、映像編集のソフトウェアを操作し、デザイン感覚を身につけます。
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プログラミングのスキルが上がれば、数理、計数感覚が育まれます。
プログラミング学習はアプリケーションを作るというだけでなく、論理的思考力を鍛え、発想力、創造力が養われます。社会で活きる力はプログラミング学習の中に数多く内包されています。