ステージの位置
スプライトの配置はステージの中のどこに置いても大丈夫です。
マウスでドラッグして簡単に配置はできるわけですが、実際にキャラクターに動きをつけたりゲームを作ったりするときは、決まった位置を正確に指定しなければなりません。
X座標とY座標
スプライトの位置をはっきり指定できるように、スクラッチでは座標を用いています。
関数グラフにも出てくるX軸、Y軸ですね。
横へ方向をX、縦の方向をYとして、その数値によってスプライトの配置を示すようになっています。
X座標(横方向)の位置は「-240〜240」までの数値で、Y座標(縦方向)は「-180〜180」までの数字で示されます。
X軸が0、Y軸0はちょうど真ん中になります。
カーソルとスプライトの位置
ためしにマウスのカーソルを動かしてみましょう。
右下の「X:とY:」の表記を見ると、数値が変わっていくのがわかります。
これが、マウスカーソルの場所なんですね。
続いて、ねこのスプライトをマウスでドラッグしてみましょう。
すると、「X座標を○、Y座標を○にする」ブロックの数値が変わっていくのがわかります。
この場合、ねこのキャラクターはX軸(横方向)に「134」、Y軸(縦方向)に「-80」のところに位置するこということになります。
ちなみに、スクラッチを起動した直後、ねこのスプライトの場所はど真ん中の「x:O y:O 向き:90」になっています。