よく登場する条件文(IF文)
プログラミングでよく出てくる命令の一つに「もし○○なら、◻︎◻︎する」というものがあります。
これを条件文(IF文)といい、スクラッチでも制御グループの中に「もし◇なら、○○︎する」の命令ブロックが用意されています。
もし◇なら○○する
一目みてわかるとおり、「もし◇なら」の中は六角形のような形をしていますね。
スクラッチの命令ブロックは、当てはまるところにしかはまりません。要するに、六角形をした命令ブロックでないと、ここには入れられないということになります。
この部分に入れられるブロックは、「調べる」グループにあるものということを覚えておきましょう。
調べるグループにある命令ブロックを見てもわかるように、六角形のものでは「○○に触れた」「○○が押された」という内容が多いですね。
ためしに、以下のようなスクリプトを組んでみましょう。
ただし、これをクリックしてみても、ねこは「Hello!」とは言いません。
「もし◇なら○○する」という条件文をクリックしても、スクリプトは実行されないのです。
であれば、「ずっと」で囲ってやると、ずっとこの処理を繰り返すということで、スクリプトが実行されます。
命令ブロックをクリックしてからスペースキーを押すと、ねこが「Hello!」と言うのが確認できたのではないでしょうか。
調べるブロックのいろいろ
さらに、いろいろ調べるのスクリプトを試してみましょう。
ねこがずっと走っていきますが、マウスが触れたら「Hello!」と2秒間言うのがわかります。
さて、もう少しいろいろブロックをさわってみましょう。
マウスをクリックするたびに走っているねこが回転し、端についたら跳ね返って走るスクリプト。
ちなみに、スクリプトがまだ完成していないときに、ねこのキャラクターがとんでもないところまで行って画面から消えてしまった経験はないでしょうか。
この場合、「X座標を0にする、Y座標を0にする」という命令ブロックを使えば、キャラクターを中央に戻せるので便利です。
スクリプトエリアに、この命令ブロックを置いておくと便利ですね。