タイマーのプログラム
大抵のゲームでは、時間をはかるプログラムが必要となってきます。
一般的なタイマーの作りかたは、1秒まって変数「タイマー」を1ずつ変えるプログラムではないでしょうか。
たとえば、2秒たてば整数「2」が表示。
しかしゲームによっては、もっと厳密に時間をはかりたいこともあるはず。
たとえばカーレースのゲームでは、コンマ何秒で勝ち負けが決まります。
そんなときに便利なのがシステムタイマー。
システム内部で管理されているタイマーなので、厳密に時間をはかることができます。
これを使ってタイマーをつくってみましょう。
少数第3位までの細かいタイムが出ました。
「少数まで出てほしくない。」というときは、切り下げのプログラムを。
1秒待つはズレが出る
もちろん、1秒待つを使ったタイマーでもいいんですが、これってじつは微妙なズレが生じています。
わかりやすく見ていきましょう。
まず、変数「タイマー1」と「タイマー2」を用意。
そしてこの2つを使って、それぞれプログラムをつくります。
同時に「スタート!」ということで、緑の旗ボタンを押したとしても、コンマ数秒のズレって出てくるんですよね。
少しのズレですが、これが100秒、1000秒と続いていくと、その誤差はかなりのものでしょう。
厳密にきっちりと時間をはかりたい場合は、ぜひシステムタイマーを使いましょう。