選択範囲にだけ色合いや表現を変えたい、フィルタをかけたいという場合、選択範囲をそのままレイヤーに追加すれば作業もはかどります。
![](https://futabazemi.net/wp/wp-content/uploads/2020/03/apple-1.jpg)
今回はこの画像を使い、手前のリンゴだけをレイヤー化して、インパクトのある表現にまとめてみます。
まずは、ペンツールを使ってリンゴを囲み、右クリックで「選択範囲を作成」。
![](https://futabazemi.net/wp/wp-content/uploads/2020/03/apple1-2.png)
続いて、メニューから「レイヤー」、「新規」→「選択範囲をコピーしたレイヤー」。
すると新しく、選択したリンゴだけのレイヤーが作成されました。
![](https://futabazemi.net/wp/wp-content/uploads/2020/03/apple2.png)
ここで、背景レイヤーを選び、モノクロ写真に変えてみましょう。
![](https://futabazemi.net/wp/wp-content/uploads/2020/03/apple3-e1584279933210.png)
色のめりはりだけでもリンゴが際立ち、けっこうインパクトがあります。
ここでさらにレイヤー分けした利点を活かして、別レイヤーでテキストを入れてみましょう。
モノクロレイヤーの一つ上に、テキストのレイヤーを挿入。
![](https://futabazemi.net/wp/wp-content/uploads/2020/03/apple5.png)
大きめでインパクトあるテキストを入れてみました。
![](https://futabazemi.net/wp/wp-content/uploads/2020/03/apple4-e1584279970128.png)
できることならレイヤーを活用しながら、レタッチの幅を広げていきたいところです。
りんごのレイヤーを選び、「イメージ」→「色調補正」→「色相・彩度」。
色相と彩度を調整しつつ、こんなイメージもインパクトがあって面白いかもですね。
![](https://futabazemi.net/wp/wp-content/uploads/2020/03/apple6-e1584279987487.png)