さて今回は、2009年度洛星中学校の入試問題を解いてみましょう。
食塩水の文章題をプログラミングで考える場合、水、食塩、割合について、基本的にはそれぞれ変数を作っていくんですね。
この問題では、「水の量」が変化していくので、最初に1400を設定することにします。
また、最初の濃度は13%ということなので、水の量にパーセンテージをかければ、食塩の量がまずはわかります。
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この場合、食塩の量は182gとなります。
そして、水の量を増やしていった結果、濃度が7%になっというんだから、その条件になるまで、水を1ずつカウントアップしていくループを作るんですね。
最初が13パーセントの濃度、これが最終は7%になる。
この差に着目できるかがポイントです。
ここで出てきた数値は、水の量2600。
さあ、ここまでプログラミングできれば、あとは簡単。
増えた水の量を算出して、それを40(秒)で割ってやれば、答えが出るはずですね。
一秒あたり入れた水の量について、あらたに変数を作ってやります。
出ました、1秒あたり30g。これが答えです。
あとは、キャラクターに答えを言わせるプログラムを追加して、完成です。