コスチュームの名前
Scratch3.0では、「コスチュームの名前」が用意されています。
見た目カテゴリーの中。
当たり前に用意されてそうなコードですが、2.0でこれを出そうとすると、けっこうわかりにくい手順を踏まないといけなかったんですよね。
今までは一応、調べるカテゴリーからつくれたのですが、いったん他のスプライトへ行き、コードをつくってから移植するという、煩わしい手順でした。
「コスチュームの名前」はよくコードなので、大変うれしいアップデートです。
ドラッグできるorできないようにする
これも今回、追加された新コード。
Scratchは、フルスクリーンにしたとき、初期状態ではドラッグできません。
それをドラッグできるようにするかどうか、変えられるのがこのコードなんですね。
ためしに、スタートボタンを押したとき、デフォルトでもそうですが、当然ドラッグできない。
スペースキーを押して、キャラクターをドラッグしてみると、ちゃんと動いてくれました。
こうした細かいところの機能改善は本当にありがたいです。
その他の新コードいろいろ
一つひとつ確認していくと、機能アップしているコードがけっこう見つかります。
まずは、ペン。
なんと、「鮮やかさ」、「明るさ」、「透明度」を設定できるようになりました。
とくに「透明度」は使い方しだいで、たくさんアイデアが生まれそうですね。
そして、動きカテゴリーの中には「どこかの場所」というコードが。
ランダム的な動きというのは、数によって範囲を設定しなければなりません。
ただ、はっきりした範囲ではなくて、とりあえずランダムで動かしたいこと、けっこうあるんですよね。
作品の幅が広がる、うれしいアップデートです。