変数に入っているものは、現時点での値ですが、リストを使えば、次々と値を残していけます。
今回はひとつ、算数の問題を使って、リストの使い方を見ていきましょう。
カウントアップ変数
この問題、先に答えを言うと、93個になります。
この93という数字を出すための、プログラムを考えます。
まず、1から200までの範囲ということで、1から始まって200までカウントアップする変数(i)をつくりました。
一瞬のことで、目では確認できませんが、変数は200で止まります。
リストの長さを使って解答
続いて、リストをつくります。
今回は、「候補」という名前でリストをつくりました。
このリストの中に、変数(i)で取得したデータを追加していきます。
スタートの時は、リストの中は空っぽにしたいので、「all番目を削除する」を最初に入れます。
実行してみましょう。
1から始まって200までの値がすべて、リストの中に入っています。
今回出したい答えは、「3で割り切れる数」または「5で割り切れる数」。
この条件をさらに追加しましょう。
「または」ということで、2つのうち、どちらか一つでも当てはまれば、リストに値を追加できます。
結果、リストの最終に「長さ93」が表示されていますね。
ここでの「長さ」とは、リストに入ったデータの数のことなんですね。
「リストの長さ」の値も、取得することができ、最後はセリフで答えを表示しました。