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・全方位ランダムで弾幕をつくる
ゲームによって、弾幕のバリエーションも変わりますが、今回は360°、全方位に発射する弾幕を、スクラッチでつくりましょう。
使用するスプライトは、ロボットとボール。
完成はこんなイメージです。
全方位への弾幕プログラム
発射元になるロボットは、左右にずっと動かすことにしました。
続いてボールのスクリプトです。
ボールには「Robotへ行く」を入れて、常にロボットにくっついていくように。
「クローンを作る」を「10回繰り返す」で、360度に向けてクローンを生成。
それぞれのクローンは、画面の端までくると消えます。
3秒おきに発射するプログラム
とりあえず弾幕はできましたが、これだとずっと発射し続けてしまいますね。
3秒おきに弾幕をクローンする仕組みを考えてみましょう。
まず時間をはかるために、タイマーが必要。
しかし、このシステムタイマー、少数第3位まで表示する、厳密なタイマーなんですね。
また後で説明しますが、ここでは少数以下を消したいと思います。
整数のみにするにはこのように。
そして、3秒おきに実行するスクリプトでは、「割った余り」を使います。
タイマーが1、2、3、4、5・・・と進んでいくと、
1 ÷ 3 = 0あまり1
2 ÷ 3 = 0あまり2
3 ÷ 3 = 1あまり0
4 ÷ 3 = 1あまり1
5 ÷ 3 = 1あまり2
という具合になりますね。
スタートしてみましょう。
あまりが「0」の条件になれば、弾幕クローンが実行される。
これで3秒おきに発射する仕組みが出来上がりました。