クローンをつかって何かを発射する場合、連射をさせたくないときがあります。
今回は、サルのキャラクターが、ボールを落下させるプログラムで、連射を防ぐ仕組みを考えていきます。
発射したときの動き
サルには、左右に動けるスクリプトを入れました。
ボールは常に、サルにくっついて行くということで、このようなスクリプトを。
スペースキーを押すと、ボールを落下させます。
クローンしたときの動きをつけましょう。
秒おきの発射
無事にボールは落とせたものの、このままだと連射されてしまい、ゲームが簡単すぎます。
いくらスペースキーを押しても、0.8秒おきにしか、発射できない仕組みを作りましょう。
ここで出てくるのが、厳密に時間をはかれるシステムタイマー。
ボールのプログラムは、こんな風につくり変えました。
プレイしてみましょう。
スペースキーを連打したり、押しっぱなしにしても、連射できません。
0.8秒経過しなければ、クローンのプログラムを実行できないように、制御しているんですね。
また、「ボールを持つ」のメッセージでは、スプライトの元データを、再び表示させています。
連射をさせないプログラムでも、システムタイマーが活用できるんですね。