たとえば迷路では、壁にぶつかったら、当然それ以上は進むことができません。
キャラクターが歩き進めていくゲームは、モノにぶつかったときの条件と、そのときの動作が必要になってきます。
今回は、迷路ゲームを例に、壁にぶつかると進めなくするプログラミングについて見ていきます。
色をつかって条件を判別
はじめに、動きの条件判別をテストするために、四角形を描きます。
新しいスプライトで、太さ20くらいの線で、四角形を描きました。
今回は、色をつかって条件をつけていきます。
黒色の壁にぶつかれば、それ以上進むことはできないということにします。
続いて、ねこのキャラクターにプログラムをつけましょう。
まずは右キーを押したとき。
X方向に4ずつ進みますが、黒色に触れたときは、-4ずつ進む。
4-4=0 ということで、ねこが動かなくなりました。
この仕組みを、上、下、左にも入れましょう。
上下左右うごかして、壁にぶつかれば止まることを確認します。
進行方向へ向きを変える
今回は迷路ということなので、もう少し動きをアレンジしましょう。
次のコスチュームを追加して、走っているような表現へ。
そして、右に進めば右へ向き、左に進めば左に向くようにつくります。
キャラクターがひっくり返らないようにするために、はじめに「回転方法を左右のみにする」を入れましょう。
ここまでできれば、次は迷路のコースですね。
テストとして作った四角形を大きくして、中に線を描いていきます。
水平な線を引くときは、Shiftキーを押しながらドラッグしましょう。
スタートとゴールは、壁を消します。
消しゴムツールを使いましょう。
迷路のコースが出来上がったものの、このように、ねこのキャラクターの前に出てしまっています。
スタートのときに、最背面に移動させます。
キャラクターを小さくして、スタート地点に持ってくれば完成ですね。