マウスクリックしたところの座標を取得し、その場所に向かって移動するプログラムを考えていきましょう。
スマホを使って操作する場合、とくに重宝するのがこのコードですね。
マウスを使ったコードの作成
今回はロケットのスプライトで試してみました。
ここでは「1秒でx座標を○○に、y座標を○○に変える」を使いました。
プレイしてみましょう。
動くには動いたのですが、ロケットがずっと上を向いたままです。
スプライトの回転を調整
ロケットの機体も、クリックした座標に向いて欲しいところです。
そこで、「回転方法を自由回転にする」と「マウスポインターに向ける」を追加してみました。
プレイしてみます。
機体が傾いたものの、ちゃんとクリックの場所には向いてくれません。
Scratchでは、デフォルト設定で90°に向いているんですね。
90°とは真横のことなんですが、ロケットのスプライトの場合、上を向いているコスチュームが真横ということになります。
ということは、本来の真横、右向きにスプライト自体を向けてやればいいんですね。
選択ツールでスプライトを囲み、右へ回転させます。
回転は矢印のところを掴みます。
Shiftキーを押しながら動かすと、真横(90°)に向けることができます。
ではこれでプレイしてみましょう。
クリックした座標に、ロケットが向いてくれました。