自分自身ではなく、他のスプライトのクローンをつくる方法を見ていきましょう。
たとえば、ランダムでいろんな種類のクローンを出現させたい場合。
ここでは、5種類の動物を3秒おきに出現させ、左から右へ歩くアニメーションをつくります。
クローンをランダム生成させるコード
今回用意したのは、この5匹の動物たち。
後からクローン生成させるので、本体のスプライトは隠しましょう。
5匹すべて隠しておきます。
続いて、今回のプログラミングの本体、クローン生成の仕組みをつくります。
まずは、空のスプライトを用意します。
スプライト「描く」をクリック。
ここでは何も描かず、コードを作るためだけの空のスクリプトにします。
ここにコードをつくりました。
変数「動物」をつくり、ランダム数値を入れて、クローンの種類を切り替えているんですね。
3秒おきに、合計10匹の動物を出現させます。
他のスプライトがクローンされたとき
クローンをつくるだけでは動きません。
「クローンされたとき」を使って、クローンされたあとの動きを、プログラミングしないといけないんですね。
今回のような場合は、それぞれのスプライトの中につくっていきます。
左端から右端に向かって歩いて消えるプログラム。
5匹の動物の中に、まったく同じプログラムを複製します。
実行してみましょう。
ランダムで順番に、動物が出現。
この仕組み、いろいろなゲームで活用できそうですね。