前回はパドルも完成したので、ここにボールを登場させましょう。
パドルを使ってボールを跳ね返す、このようなポンゲームをつくります。
ボールを動かす
まずはじめに、ボールを動かすプログラムから。
スタートは-45度から45度までのランダムで、上方向に動き出します。
とりあえずこれで、画面の端までいったら跳ね返ってくれますね。
次は、パドルに触れたときに跳ね返るように、コードを追加しましょう。
触れた瞬間にボールの角度を変えてみました。
ボールの色を変化させたり、音を鳴らしたり、アレンジも加えています。
パドルでボールを跳ね返すプログラムの完成です。
跳ね返すと点数が入る
ここでもうひと工夫、得点が入っていく仕組みをつくりましょう。
変数をつくります。
パドルでボールを跳ね返せば、1点入るようにしましょう。
プレイしてみると、一見うまく完成しているのですが、ゲームをやっていく中で、こんなバグが発生しました。
下から来たボールを当てにいった瞬間、ずっとパドルにくっついて、点数がどんどん増えていくような現象。
これではゲームになりませんね。
パドルで跳ね返すときの、回転角度と、画面端との狭いスペースで、細かい動きが繰り返されているためです。
これを回避するために、ゲームオーバーをつくることにしました。
ぶつかるとゲームオーバー
四角形のスプライトを描いて、ゲームオーバーの範囲を用意しましょう。
「アウト」というスプライト名にしました。
ここにぶつかってしまうとゲームオーバーということにします。
背景を複製して、GameOverの文字を入れました。
ボールのコードに戻ります。
コードが長くなるので、分けてつくりました。
アウトにぶつかってしまうと、ゲームオーバーの背景に切り替わり、すべてが止まります。
簡単に楽しめるミニゲームが完成しました。