ゲームのクオリティを上げるには、BGMや効果音が欠かせません。
ここでは、スペースキーを押したときに音が鳴り、離すと音が消える。
こんな仕組みを作っていきましょう。
再生と制御のコードを分けよう
女の子のキャラクターが、ステージで踊るアニメーションを作ります。
スペースキーを押している間は、音楽が流れて踊りだす。
スペースキーを離せば、音楽がフェードアウトして、踊りをやめる。
このプログラミングのポイントは、このように、音楽再生だけのコードを作ることです。
一曲まるごと再生してから、次のプログラムへ進む「終わるまで~の音を鳴らす」のコードを使いましょう。
「終わるまで~」を選ばなければ、Scratchが固まってしまうこともあるのです。ご注意を。
音量を使って制御する
続いて、「スペースキーが押された」を使って、音を制御していきます。
ループ再生させるプログラムはすでに制作済み。
再生された音が、聞こえる(音量100%)か、聞こえない(音量0%)かを、プログラミングで考えていきましょう。
最初から音が鳴りださないように、スタートのときには、音量を「0%」に。
「もし~なら、でなければ」のコードを使って、音量を切り替えます。
難しいのが、スペースキーを離したときに、音を消すしくみ。
自然な感じで音量オフできるように、音量を10ずつ減らして、瞬時にフェードアウトさせてみました。
シチュエーションによっては、なかなか使い勝手のいいプログラムじゃないでしょうか。