摩擦による減速の度合いについて、確認していきましょう。
ボールをぶつける
テスト用に、SphereとCube、Planeをそれぞれ1個ずつ用意します。
それぞれのオブジェクトの座標は、以下のようにしました。
Plane(X:0 Y:0 Z:0)
Cube(X:0 Y:0.5 Z:0)
Sphere(X:0 Y:0.5 Z:-4)
摩擦力のテストをするために、キューブにボールをぶつけます。
そのために、ボールをZ方向に向かって、動かしましょう。
キューブには、RigidBodyを追加し、Use Gravityにチェックを入れましょう。
そして、Move.csを作り、Sphereに追加。
コードはこのように書きました。
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using System.Collections; using System.Collections.Generic; using UnityEngine; public class Move : MonoBehaviour { public float force = 10.0f; public Rigidbody rb; void Start() { rb = GetComponent<Rigidbody>(); rb.AddForce(0, 0, force, ForceMode.Impulse); } } |
続いて、Cubeにリジッドボディを追加し、これもUse Gravityにチェックを入れましょう。
プロジェクトから、物理マテリアル(Pysic Material)を作成します。
これをCubeにドラッグ&ドロップしましょう。
Dynamic Frictionで減速設定
Pysic Materialの設定を見てみましょう。
Dynamic Frictionを0にしてみます。
プレイして動きを確認すると、このように地面をすべっていきます。
Dynamic Frictionを1にしてみましょう。
プレイしてみると、摩擦があまり効かず、ストップしました。
このように、Dynamic Frictionの数値によって、摩擦による減速を調整することができるんですね。